乙宝寺の見どころ・特長

乙宝寺の見どころポイントや特長をまとめました。お越しの際のご参考にどうぞ。
なお、乙宝寺には様々な歴史や伝説などがございます。 「乙宝寺とは」ページ をあわせてご覧いただくと、よりいっそう楽しみながら散策いただけます。

ポイント1: まずは願いごとから

祈願の寺ですので、まずは願いごとから。乙宝寺オリジナル絵馬がございますので願いごとを書いて堂内に吊り下げます。ご祈祷を受ければ心願成就、一年無事息災万全です。ご祈祷はいつでも気軽にお申込みいただけます。
また、オリジナルの御守が沢山ございます。楽しいもの、珍しいものもございますのでお探しください。ちなみにベスト3は、七福かえる:活性化の御守、夢がかなう:瑞夢お守、三遊亭円窓師匠の写経猿お守、となっております。

乙宝寺おすすめ御守

写経猿 土鈴

乙宝寺はお猿の伝説の寺として知られています。この話は今昔物語集に載せられています。寺の裏山に住む二匹の夫婦猿が写経の功徳により人間に生まれ変わってくるというものです。当山には、木皮に書かれた写経や、猿のお墓が残されており、猿供養寺と言う別名もあります。
この伝説から、噺家の三遊亭円窓師匠が仏笑落語「写経猿」を創作してくださいました。落語の中に写経猿を「離れざる」というくだりがあります。夫婦仲よく離れざる。いずれは私たちは別れ別れになる運命です。これを愛別離苦と呼びます。愛しい人ともいずれ別れなければなりません。そうであるが故に、生きている間はみんな仲よく気持ちよく過ごしたいものです。
そこで人みな仲よく離れざるを願って、写経猿の土鈴御守りを平成28年申年に合わせて作りました。その表情は得も言われぬ愛嬌があります。土鈴は古来より魔除けとして使われてきました。この写経猿土鈴も、伝統的な工法によって粘土から作られ、実に千年以上は持つと職人さんは胸を張ります。住居の清浄な場所に飾って、皆様の無事を末永く見守り、見る人に和みをもたらしてくれるように願っています。

難去る厄去る御守と福招く御守

当山は猿の寺とも呼ばれ、猿にとても深い縁があります。当山に伝わる説話の猿に因んで、仏さんの功徳力によって難を遠ざけ困難を乗り越える力を授ける、その名も難サル厄サル御守りです。
一方で干支には入っていない猫ですが、当山のお守りになっています。世間一般にも福を招く縁起の良い動物とされています。これを持つことによって、福を招き寄せる或いはその力を持つ人に授けるというものです。
これらに共通するのは「活性化」です。あなたが頑張ってゆくためにほんの少し力を貸してくれる。それであなたが変わる。あなたが変われば周りが変わる。生きる力が湧いてくるようにあなたをお守りするように至心に祈願した御守りです。

酉年絵馬と不動明王御守

酉年の守護本尊は不動明王です。
お不動さんは大日如来の手足となって働く仏さんで、我々衆生を救うという堅固な決心に燃えて、怒りをも辞さないその形相は、私たちに困難を乗り越えていく勇気を与えてくれます。
人生山あり谷ありですが、苦しい時もめげずに前向きに頑張ろうとする人のそばにお不動さんはいます。
是非皆様もこの絵馬に思いを込めて誓願を立てて、御守を身に着けて、お不動さんの智火を心に灯して自分の道に邁進されますよう願っています。

ポイント2: 宝物殿を拝観

宝物殿でお猿さんの伝説の木皮経とお釈迦様の左眼を、まずはあなたの眼でお確かめください。また、境内を散策して「猿塚」も探してみてください。
境内散策のご参考に「境内案内」

◆拝観のご案内

◎境内(大日堂「金堂」)など参拝自由。 
◎有料の箇所:
 宝物殿拝観料/300円

◆宝物殿拝観のご案内

※コロナ禍が落ち着くまで当面の間休館いたします。

宝物殿は大日堂(金堂)の地下にあります。御守授与処にて受付をしていただければ、お寺の者が宝物殿までご案内いたします。

1.拝観時間
午前9時~午後4時まで
2.拝観料
大人300円  高校生以下200円
30名以上は団体割引となり、大人280円 高校生以下150円です。
3.説明について
団体で拝観の場合、ご希望であれば僧侶がお寺の歴史等を含めてご説明いたします。ただし、その場合は事前にその旨をご連絡していただくことが必要です。

ポイント3: 平成の夢殿、真言堂

平成の夢殿、真言堂もお参りください。この建物は、足かけ6年の歳月をかけ平成7年に完成したお堂です。奈良法隆寺の宮大工 西岡常一さんの下で修行した樋口武さんを棟梁にして、七人のさむらい大工が鎌倉時代と同じように造ったものです。
NHK新潟放送ではこの工事についてスペシャル番組「越後に国のまほろばを」(45分)を製作しました。

【平成の夢殿、方丈殿】
明治二十六年に焼失した方丈殿の復元で平成七年に竣工。御本尊は不動明王。古式の工法により中世の純和様式に拘って建立された。大日堂が祈願の道場であるのに対し、方丈殿は滅罪或いは自分の心を見つめる真言密教専一の道場である。

案内図

アクセス方法の詳細はこちら
〒959-2602
新潟県胎内市乙1112番地
仁王像修復事業
感染症対策

御朱印について

乙宝寺は、新潟県内の各種霊場の札所となっています。
 ・越後三十三観音霊場
  第二十六番札所
 ・越後薬師霊場
  第二十二番札所
 ・越後新四国八十八ヶ所霊場
  第三十八番札所
 ・越後弘法大師二十一か所霊場
  第八番札所
これら霊場の御朱印は大日堂内の受付にて承ります。

写真については、越後三十三観音霊場のご朱印となっております。
また、本尊さまのご朱印やそれぞれの霊場のご朱印は、写真のような冊子にも朱印できます。或いは冊子を忘れても、用紙に朱印してそれを後で冊子に貼って頂く方法もあります。

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